今から10年前はマルガリータ(オオカラカネヒナカブト)とともに南米でもっとも採集困難な種でしたが、
数十年間採集記録のなかったマルガリータさえも近年多産地が発見され多くの標本が出回るようになり、
また南米クワガタの最珍品だったオオズクワガタもそこそこの数が採れるようになって来ました。
幻だった甲虫が入手出来るようになるのはたいへんうれしい事ですが、心のどこかにいつまでも手の届かない
存在でいて欲しいという願望もあります、贅沢な悩みですね。
ブケファルスとアウストラリスの2種を比較すると標本価格からも分かるようにブケファルスの方が
採集される数は少ないですが、いずれにしろマニアにとってオオズクワガタは格別なものがあります。
幻ではなくなったとはいえ南米の他のクワガタ類とは一線を画しており、一般的な視点で見ると
まだまだたいへん高価なクワガタではあります。
ブリードは産卵〜3令幼虫までは問題ありませんが前蛹直前にデリケートになるようです。
おそらくこの問題もすぐに日本のブリーダー達がクリアしてしまうのでしょうね(笑)
気になる価格は以下の通りとなります。今回かなりがんばりました!
なお、3月30日の時点でブケファルスはペア、♀単品ともにすべて売り切れですので
価格表示を控えさせて頂きます。
アウストラリスオオズクワガタ Macrocrates australis
Garuva Santa Catarina Brasil
♂33mm ♀22mm ペア ¥198,000
♂32mm ♀22mm ペア ¥188,000
♂31mm ♀22mm ペア ¥178,000
♂30mm ♀22mm ペア ¥168,000
♂29mm ♀21mm ペア ¥158,000
♂27mm ♀20mm ペア ¥148,000
♂33mmB ♀20mmB ペア ¥138,000
♂24mmB ♀19mmB ペア ¥98,000
♀単品20mmup ¥88,000
掲載完了しています。販売ページはこちらからどうぞ。